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HD6301/HD6303 シングルボード [6801]

まただいぶ間が空いてしまいましたが、基板を起こしてしまいました。
ちょっと欲張りに回路を詰め込んで、
それでいて7×10cmの大きさに収めるために色々と端折っています。
MCUとROM/RAM、ターミナル接続用のシリアル自体はMCU内ですが
USB変換のPIC。これは前回のものと全く同じです。
電源はシリアル通信用のUSBからの直接給電ですが、
外部給電に対応させています。
USB2.0までのMax500mAでも充分なのですが、これも欲張り部分ですね。
ただこちらもUSBコネクタです(笑)。
今までなら2.1Φのピンジャックを使ったACアダプタなんでしょうが
今時はUSBのACアダプタの方が簡単に手に入ります。
シリアル通信用のUSBと給電専用のUSBとの電源切替はジャンパで。

基板はKiCadで作成しました。配線はほぼ自動です。
自動で配線してどの程度無理があるか確認しては部品配置変えてまた自動で、
を繰り返していき、できなかった配線が2~3本ぐらいになったら
その2~3本を手動で。
ただ、さすがに無理があるのでかなりこねくり廻すはめになります(笑)

できあがった基板がこれです。

SYC6801_1.JPG

ただやっぱり一発目は色々問題あって、
まず外部給電用のmicroUSBコネクタのフットプリントをミスって
ちょっとわかりにくいですが、下写真のようにパターンがずれてしまっています。

SYC6801_2.jpg

これはピンをちょっとまげれば特に問題ないですが
次作以降では修正したフットプリントを使用。

次にMCUの動作モードを変更できるようにしたのはいいのですが
そのジャンパのフットプリントを間違えて2mmピッチの2×3ヘッダにしてしまい
手持ちパーツには2mmのはないのでモード毎に基板作成です(笑)。
あるいは2mmピッチのものをいずれ買ってくるか…

HD6301のデータシート参考に回路書きましたが、MC6801と一部端子が違う事に
できあがってから気付きました。
HD6301は7番ピンがSTBY、21番ピンがVccですが
MC6801(およびHD6801)は7番ピンがVcc、21番ピンがVccStanbyになっています。
それとは直接関係ないのですが、そのSTBYをプルアップでつっていたのですが
Lowに落ちてしまってスタンバイ状態に入り動作しません(笑)。
単なるTTL入力だと思っていましたが違うようです。
確認すると入力"High"レベルのminがVcc-0.5Vになっているのがくせ者のようです。
早速ジャンパ飛ばすはめになって、STBYを直接VCCへ。

前回の子亀載せたピギーバックのHD68P01で動作確認。
スタンバイの関係で最初動きませんでしたが、上記対策施して無事動作。
ブレッドボード上の時はかなり不安定でしたが、安定して動作します。
USBコネクタ挿した直後はモニタ起動メッセージがでないのはご愛敬ですが(笑)。
起動メッセーがでないだけで動作はしてますが、ソフトで対処すべきなんでしょうね。
USB接続が確立するまで待てばいいのかな?
6801側からはわからないので、PIC側で通信OK/NGのステータス出すようにした方がいいかな?

SYC6801_3.jpg

写真ではモード6(内蔵ROM/RAM使用、内蔵以外の全アドレス外部メモリ使用)に設定して
RAMものせてますが、シリアル設定以外はLILbugほぼそのままで、
ポート4に上位アドレスがでてないので外部メモリはアクセスできず、
ワンチップモードと同等です。
LILbugのMコマンドはベリファイしているみたいで、外部アドレス空間の書き換えは全てNGです。
内部RAMはOKなので、一部のポートしか使えないワンチップマイコンとして動作してます。
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